【2026年】家計簿アプリ比較|料金・無料プラン・英語対応まで実際に確認
2026年の家計簿アプリ選びは、口座連携を使うかどうかで答えが変わります。連携を前提にするならマネーフォワード ME が最も機能が多く、月額540円です。連携を使わない、あるいは日本語以外の言語で使いたい場合は選択肢が一気に狭まります。この比較に載せた6つのうち4つは日本語のみで、英語に対応しているのはザイムとマネーツリーだけ、スペイン語やポルトガル語に対応しているものはひとつもありません。
透明性について: この記事は AI Money が公開しており、AI Money は比較対象の1つです。そのため並び順は評価順ではなく五十音順とし、各アプリに「強いところ」の項目を設け、AI Money には「弱いところ」も書いています。料金はすべて2026年8月12日に各社の公式ページで確認しました。確認できなかった項目は、推測で埋めずに「未確認」と明記しています。
家計簿アプリの比較記事は数多くありますが、情報が古いまま残っているものが目立ちます。実例を挙げると、おかねのコンパスは2024年にサービスを終了していますが、2026年の日付が入った記事でいまだに「無料で使える選択肢」として紹介されています。マネーツリーの月額360円という記載も同様で、2026年1月31日に430円へ改定済みです。
この記事では、実際に確認できた料金だけを載せます。そして、比較記事があまり触れない2つの軸を中心に見ていきます。ウェブとアプリ内課金で料金が違うこと、そして対応言語です。
比較表(五十音順)
| アプリ | 月額(ウェブ) | 月額(App Store) | 年額 | 無料プラン | 対応言語 |
|---|---|---|---|---|---|
| AI Money | ー | 下記の注を参照 | 下記の注を参照 | あり、無期限 | 日・英・西・葡 |
| オシドリ | 480円 | 480円 | 4,400円 | あり | 日本語のみ |
| ザイム | 440円 | 480円 | 4,378円 | あり、連携数の上限なし | 日本語・英語 |
| ドクターウォレット | ー | 600円 | 未公表 | あり | 日本語のみ |
| マネーツリー | 390円 | 430円 | 3,900円 | あり、50社まで | 日本語・英語 |
| マネーフォワード ME | 540円 | 590円 | 5,940円 | あり、4口座・履歴1年 | 日本語のみ |
| ワンバンク | 480円 | 480円 | 4,800円 | あり | 日本語のみ |
4/6 ── この比較の日本製アプリ6つのうち、4つは日本語のみの対応です。英語があるのはザイムとマネーツリーの2つだけで、スペイン語・ポルトガル語に対応しているものはありません。Apple の公式APIで確認しました。
各アプリの特徴
AI Money
無料プランは体験版ではなく無期限です。取引の登録数、カテゴリ数、予算の数に上限がなく、カード登録も不要です。有料プラン(Pro)は任意で、日本での価格はストアが決定します。
このリストで唯一、口座連携を必要としない設計です。ただし「手入力アプリ」という意味ではありません。レシートの撮影、音声入力、そして Android では銀行の SMS と決済通知の読み取りに対応しており、連携しなくても記録は自動で入ります。iPhone ではショートカット経由で Apple Pay の決済を取り込みます。
取引データは端末内に保存されます。クラウドバックアップは任意で、Pro の機能のひとつです。ほかに、個人の口座や支出は共有せず共同の資金だけを見せる夫婦向けの機能、実際の利率で計算する借入管理、50通貨以上への対応があり、日本語・英語・スペイン語・ポルトガル語で使えます。
弱いところ: 口座連携がないため、金融機関の残高や明細が自動で同期されることはありません。日本の銀行やクレジットカードとの連携を求める方には向きません。また、AIアシスタント、レシート読み取り、音声入力はサーバー側で処理するため通信が必要です。LINE には対応していません。
オシドリ
夫婦・カップルの家計に特化したアプリで、個人画面と家族画面を分け、どの支出を共有するかを選べる設計です。個人プランが月額480円・年額4,400円、ファミリープランが月額880円・年額8,800円です。
強いところ: 二人で使う家計簿としては最も完成度が高く、公称90万人の利用者がいます。手入力と自動連携のどちらでも使えることを公式に明記しています。弱いところ: 日本語のみで、二人で使う想定に最適化されている分、一人で使うには機能が過剰になりがちです。
ザイム
レシート撮影の草分けで、無料プランの寛容さが際立ちます。ウェブ経由なら月額440円、アプリ内課金では480円、年額は4,378円です。
強いところ: 無料プランに連携数の上限がありません。これは他社にない特徴です。レシート読み取りも無料で使え、英語にも対応しています。弱いところ: 約20の通貨を扱えますが、通貨ごとに残高を分けて管理する仕組みではありません。
ドクターウォレット
レシート入力に特化したアプリで、他社と決定的に違うのは OCR ではなく人のオペレーターが入力する点です。月額600円で、有料プランは月120枚まで。追加は10枚300円、30枚1,000円、50枚1,500円、100枚3,000円です。
強いところ: 人が入力するため、手書きや印字の薄いレシートでも精度が落ちません。弱いところ: 日本語のみで、枚数ベースの課金なのでレシートが多い月ほど高くつきます。無料プランの上限枚数は公式ページに記載がありませんでした。
マネーツリー
広告を表示せず、データを第三者に販売しないことを明確に掲げているアプリです。ウェブ経由で月額390円、アプリ内課金で430円、年額3,900円。2026年1月31日に月額360円から改定されました。
強いところ: 無料プランで50社まで永年連携できます。英語にも対応しており、日本在住の外国人にとって現状ほぼ唯一の現実的な選択肢です。弱いところ: 家計簿というより資産管理寄りで、予算管理は手薄です。レシート撮影への対応は公式ページで確認できませんでした。
マネーフォワード ME
日本で最も利用されている家計簿アプリで、公称1,730万人、連携先は2,451サービス(いずれも同社発表)。スタンダードコースがウェブ月額540円・年額5,940円、アドバンスコースが月額980円・年額10,700円です。2025年8月5日に500円から改定されました。
強いところ: 連携先の数で他を圧倒しており、日本の金融機関を幅広く使っている人ほど恩恵が大きくなります。2025年9月には夫婦で共有する「シェアボード」も追加されました(プレミアム限定、2名まで)。弱いところ: 日本語のみです。無料プランは4口座まで、履歴は1年と、この比較のなかでは制限が厳しい部類に入ります。
ワンバンク
旧 B/43。プリペイドカードと家計簿を一体化させた設計で、月額480円・年額4,800円。夫婦向けのペアカードも提供しています。
強いところ: カードそのものを提供しているため、記録が確実に残ります。弱いところ: 日本語のみで、そのカードを使う前提の設計なので、既存のカードや口座を中心に管理したい人には合いません。
選び方
日本の金融機関を幅広く連携させたいなら、マネーフォワード ME です。連携先の数で他に選択肢はありません。ただしウェブから申し込めば月額540円、アプリ内課金なら590円になる点は覚えておいてください。
無料で長く使いたいなら、ザイムかマネーツリーです。ザイムは連携数に上限がなく、マネーツリーは50社まで永年無料です。この2つの無料プランは、他社の有料プランに近い水準です。
夫婦で使うなら、まずオシドリを見てください。この用途に特化しており、共有する範囲を選べる設計です。
日本語以外の言語で使いたい、あるいは複数の通貨を扱うなら、選択肢はかなり限られます。英語対応はザイムとマネーツリーの2つだけで、スペイン語やポルトガル語に対応した日本製の家計簿アプリはこの比較には存在しません。AI Money が想定しているのはこの層です。
最後にひとつ。「無料」の理由が書かれていないアプリには注意してください。料金を取らない家計簿アプリは別のところで収益を得ています。多くは金融商品の紹介か、データの活用です。マネーツリーのように「広告なし、データを販売しない」と明記しているところもあります。書いていない場合は、なぜ無料なのかを一度考えてみる価値があります。
この比較の日本製アプリ6つのうち、英語に対応しているのはザイムとマネーツリーの2つだけです。マネーフォワード ME、オシドリ、ワンバンク、ドクターウォレットは日本語のみです。スペイン語やポルトガル語に対応した日本製アプリはありません。AI Money は日本語・英語・スペイン語・ポルトガル語に対応しています。
はい。マネーフォワード ME は「金融機関の連携をせずに使う方法」という公式サポート記事を公開しており、オシドリも手入力と自動連携のどちらでも使えると明記しています。AI Money は連携機能そのものを持たず、レシート撮影、音声入力、Android の SMS・決済通知の読み取りで自動的に記録します。
アプリ内課金にはストアの手数料が含まれるためです。マネーフォワード ME はウェブ540円に対しアプリ590円、ザイムは440円に対し480円、マネーツリーは390円に対し430円で、3社とも公式に案内しています。ウェブから申し込むほうが安く済みます。
ザイムは無料プランに連携数の上限がなく、マネーツリーは50社まで永年無料です。一方でマネーフォワード ME の無料プランは4口座まで、履歴は1年に制限されています。AI Money の無料プランは無期限で、取引数・カテゴリ数・予算数に上限がありません。
いいえ。「そなえるコンパス」は2024年4月30日、「おかねのコンパス for TT」は2024年6月30日にサービスを終了しています。2026年の日付が入った比較記事でも無料の選択肢として紹介されていることがありますが、すでに利用できません。
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